チラシ配布のコツ(巻頭特集)
チラシ配布の曜日
ショッピングセンターやスーパーのチラシ配布は、大体、木・金・の週末がメインとなっているようです。
いまでは兼業主婦も多く、身の周りのショッピングなどが土・日になることが多いからです。
チラシ配布が週末に偏るため、競争率が高くなって部が悪いように見えますが、たくさんあるので見る気持ちにもなります。
チラシ配布の効果的なパターンは、生活者のライフスタイルやライフサイクルを研究して、マーケティングとして考え実施することです。
チラシ配布の商圏
商圏が一定している商業施設や店舗などは、折込み地域が決まってきます。
チラシ配布のエリアと部数は、新聞社ごとの新聞販売店のテリトリーで決まります。
新聞社のチラシ折込み事業部などに、新聞販売店ごとの配布エリアや配布部数のデータがあり、広告代理店などがそれに順じてチラシ配布計画を立ててご提案しています。
とくに、新しい商圏に新規参入する企業や店舗には必須のデータです。
商圏は、住宅の分布、道路、交通機関による人口動態、商業施設や競合店の存在、住宅着工率や都市計画などさまざまな要因を検討して設定されます。
地図上では離れている「飛び地」が商圏であったりします。
店を中心にして、大きな都市がある場合は、そちらの方角にお客がとられがちですが、反対側からは人口は少なくても長い距離で動員は見込めます。
また、他店との競合や共存、競合店の進出による引力の関係の変化や、他のレジャー施設による動員の補完関係、新興住宅地の開発による新しい流動など、商圏は常に変化しています。
あなたのオフィスに、商圏マップをいつも掛けて、情報を記入していってください。
セール対応のチラシ配布パターン
大型ショッピングセンターなどは、ボーナスシーズンなどの需要期には商圏がマックスのAパターン、小規模の日常のチラシは最寄りの商圏のCパターン、というようにセールの規模に合わせてチラシ配布のパターンを使い分けているようです。
配布の地域でちょっと迷ったときに、新聞折込みチラシの専業会社や、新聞折込み店に相談すると、他社の情報はもらえませんが、立地の感覚から、アドバイスをしてくれることもあります。
一般の主婦、若い人たち、男性客、グループ利用などのターゲットによっても、また、ファッション、エステ、スポーツジム、百貨店、飲食店、レジャー、宿泊施設など、業態によっても、年齢別人口や世帯の家族構成などによっても、折込み地域は多少変化します。
常に、商圏の人口動態や特性のデータに照らし合わせて折込み地域を操作しなければなりません。
ご提案したいチラシ配布のあり方は、商圏を飛び越えて、遠くからでもわざわざ来ていただきたいお店の魅力作りと、動員をはかることができるチラシづくりです。
マーケティングの必要性
現在チラシを配布している地域が最適かどうかを、ときどきチェックしなければなりません。
調査というほどではなくても、マーケティング感覚で、顧客の居住地を、カード会員のデータ、店頭でのアンケート、折込みチラシのクーポンなどのフィードバックなどで、情報収集することです。
競合店の進出でその地域の顧客が減ったか、減っていないとすればなぜか、競争していることを有利にする対策はないか、などを、マーケティングとして検討します。
そのようなリサーチの機会に、当店に来ていただいている動機、お買い上げのアイテム、当店のイメージ、当店への不満や要望、他に行くお店なども調べたらどうでしょうか。
もちろん、男女、年代、地域、セールごと、曜日、時間別に、分析して、次のチラシ戦略に活かします。
要するに、チラシの制作や配布には、ベースとしてマーケティング戦略が欠かせません。
チラシ配布の相乗効果
折込みチラシの効果を高めるメディアミックスとして、新聞の朝刊での広告、電車やバスの交通広告、店頭や駅での手渡しツールの配布、ドライバー向けのラジオスポットなどがあります。
とりわけ、公共交通機関の、電車、地下鉄などの中吊りポスター、バスの額面ポスターがあります。とくに、中吊りポスターは、通勤や通学のときに、電車などで目にして、今朝の新聞折込みチラシを想起し、相乗効果を高めます。
生活者の時間や行動の中では、チラシ1枚もすぐ忘れられる存在です。
どこかでもう一度情報に接することで、認知が高まり、来店や購買のモチベーションにつながる可能性が高まります。
チラシ配布と交通広告の相性はいいのです。
メディアミックスは同じ日に接触することがポイントです。
